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あぶない刑事の登場人物(-でかのとうじょうじんぶつ)は、日本テレビ系列で放送されていたテレビドラマ『あぶない刑事』シリーズに登場する架空の人物の一覧。

階級・役職等は「まだまだあぶない刑事」終了時点のもの。

神奈川県港警察署[]

捜査課[]

鷹山敏樹(舘ひろし
  • 神奈川県巡査長、港警察署捜査課。
  • 通称「タカ」「ダンディー鷹山」など。
  • 東京都大田区蒲田出身。
  • ダンディーのニックネームがついているようにクールな紳士だが、同時に正義感が強い熱血刑事である。
  • 暴力犯捜査のプロであり、広域暴力団の組長クラスにも恐れられている。横浜に本部を置く広域暴力団「銀星会」の壊滅を狙っている。
  • 家族構成は、父、母、妹である。
  • 少年時代はラグビーの選手で、探偵小説を愛読していた。
  • 拳銃、ショットガン、ライフルの名手であり、拳銃を常に二丁携帯している。使用拳銃は、S&W M586 4インチ・ディスティングイッシュド・コンバットマグナム、コルト・ガバメント・タカカスタムとシリーズごとに変化している。二丁目では全シリーズでS&W M49ボディーガードを使用。弾丸使用量は神奈川県1。
  • バイクの名手でもあり、スズキ1100GSXやハーレーなどを乗りこなす。四輪乗用車での運転は皆無なのはテレビ第1作目スタート時に舘が出演していたCMとテレビ第1作目スポンサーとの兼ね合いがあったが、時期的にその制約が無くなった劇場版以降になっても運転シーンがないのは、車を運転出来ない鷹山のキャラが定着し、また舘自身もその設定が気に入った為。後日、ここから着想を得て某映画が作成された。
  • スーツと靴は全シリーズ通じてテットオム製が殆ど。テットオムのデザイナーは、舘とは長年懇意にしている仲である。スーツは黒のほか、グレー、ベージュ系など6種類を用意し、国際的なムードを壊さないようにシャツはダブルカフスにして、カフスボタンはアンティークショップで購入、激しいアクションに備える為に常に同じものを2着ずつ作り、全てオーダーメード仕立てである。
  • サングラスは「もっとも」までは舘本人の提携していた眼鏡メーカーの特注品を使用したが、「リターンズ」からはレイバンやアルマーニ製の物が多く、まだまだではロバートマークの物をメインで使用。
  • タバコはテレビシリーズ第1作目ではKENTだったが、「リターンズ」からフィリップモリスに変わっていた。でも火を付けるのは相変わらずパイプ印のマッチを愛用。
  • 「あぶない」の際に愛用していた腕時計はリコーで「もっとも」の際に愛用している腕時計はオリスであった。
  • 英語に堪能で、英字新聞(主にジャパンタイムズデイリー・ヨミウリ)を愛読している。
  • 爆弾処理も得意とするが、コンピュータ関連は全く弱い。「まだまだ」まで携帯電話は持っておらず、公衆電話をよく使う。その公衆電話においてもテレカは使わず、硬貨を使用する。
大下勇次(柴田恭兵
  • 神奈川県巡査部長、港警察署捜査課。
  • 通称「ユージ」「セクシー大下」「一気の勇次」など。
  • 鹿児島県生まれで、静岡県で育つ。
  • 一気呵成で事件を解決しようとするが根気がない。ただ、いざという時に理知的であり、鷹山の押さえ役を務めることも多い。
  • 盗犯捜査のプロで、スリや空き巣に顔が広く、窃盗事件の現場検証などでは、鍵のこじ開け方を見るだけでその手口から犯人が特定できる。またピッキングを得意とする。
  • 家族構成は、初期設定の9人兄弟の長男説や、柴田のアドリブにより自身の家族構成を当てはめた5人兄弟の4番目説があり、詳細は不明。
  • 犯人が車で逃走しても、それを走って追いかけて行くほどの俊足自慢。「まだまだ」ではダッシュ中に若手・水嶋に追い抜かれてしまい非常に衝撃を受けた様子が描かれた。
  • 野球好きでプロ野球のその当時の時事ネタも多い。ゴルフもこよなく愛し「趣味は仕事、道楽はゴルフ」との事。
  • 拳銃、サブマシンガンの名手である。使用拳銃は、コルト・ローマンMK-Ⅲ2インチ、コルト・パイソン357 2.5インチ、コルト・キングコブラ2.5インチ、S&W M586キャリーコンプ3インチユージカスタムとシリーズごとに変化している。サブマシンガンは、ウージーコルト・M16などを使用する。
  • 高度なドライビングテクニックの持ち主である。覆面車は、テレビシリーズ第1作目から「もっと」第4話までは日産・レパード(F31前期)アルティマ(「横浜33も54-17」)(1作目の映画版以外はゴールド。1作目の映画版のみダークブルー、2作目の映画版はパールホワイトからゴールドツートンへ全塗装したレパード(F31前期)アルティマ)、「もっと」第5話~もっとも」ではレパード(F31後期)ダークブルーのアルティマターボ(「横浜33の45-05」)、「リターンズ」ではアルファ・ロメオ164SUPER 24V、「フォーエヴァー」ではマセラティギブリE-MG を、「まだまだ」ではマセラティクアトロポルテを使用した。
  • スーツは、テレビシリーズ第1作目~「もっとも」まではメンズティノラスを、「リターンズ」からはMASATOMOを着用している。メンズティノラスは、当時柴田がイメージキャラクターを務めており、放送直後に「同じものが欲しい」「品番を知りたい」という問い合わせが殺到、品切れになる現象も起きた。また、靴はメンズ・ティノラスか、オペルカである。
  • サングラスは「もっとも-」までLunetta BADA(ルネッタ・バダ)製やジバンシー製が多かったが、「-リターンズ」ではレイバン製のみを使用し、フォーエバー以降MASATOMOの物を使用する機会が増えた。
  • タバコはLARK(初期の頃は赤いパッケージ。「フォーエバー」ではスーパーライト。「まだまだ」ではウルトラワン)。「リターンズ」ではCMに出演していた関係もあってかメリットを吸っていた。火を付けるのはZippo(これらは、大下を演じる柴田の私物を使用)。
  • 当時イメージキャラクターをしていたポッカコーヒーを愛飲していたが、テレビシリーズ第1作目当時はまだポッカのイメージキャラクターで無かった為に、舘ひろしがイメージキャラクターをしていたポカリスエットも愛飲。
  • 広東語(リターンズ)や韓国語(まだまだ)を得意としている。
町田透(仲村トオル
  • 神奈川県港警察署捜査課長。
  • 通称「トオル」「トロイ動物」「プリティ町田」など。
  • テレビ第1作目開始時は、交通課から捜査課へ異動した新人刑事であり、仕事中もナンパの事ばかり考えていた。
  • テレビシリーズの初期は、誰かとコンビを組む事は少ないが、テレビ第1作目の途中からコンビを組み出す。特定の相手はいないが「もっと」からは大下と組む事が多くなる。
  • 何度痛い目にあっても鷹山・大下の「女紹介する」の一言でいいように利用される。映画版では鷹山と大下に銃器と車を提供することが多い。「またまた」では、クライマックス直前に暴力団の銃器保管庫へと調達に行った際、バズーカを調達して意気揚々と担いでいたが、犯人グループとは戦わずそのままデートに向い、鷹山達から「あのバズーカ(デ-トで)何に使うんだろう?」と首を傾げられた。なお、これは当時あぶない刑事の主役2人がイメージキャラクターを勤めていた東芝テレビ『BAZOOKA』のTVCFオマージュである。
  • 使用拳銃は、コルト・ローマン2インチ、S&W M29 44マグナム4インチ、S&W M586ディスティングイッシュド・コンバットマグナム4インチ(鷹山が「もっとも」まで使っていたお古の銃を木製グリップに付け替えた)、コルト・パイソン357 4インチと変化している。
  • 主に使用する覆面車はスカイライン(R31)GT PASASSE後期、セフィーロ前期やレパード(F31後期)ダークブルーのアルティマターボ(「もっと」で大下とコンビを組む際に運転)、三菱・RVRと変化している。
  • あぶない刑事スタートからしばらくは、西部警察にて渡哲也演じる大門が着用していた紺のスーツを仕立て直したものを町田が着ていた。テレビ第1作中期以降からはカジュアルな服装も多くなった。
  • 「もっと」の頃から「トロい動物」(「フォーエバーTHE MOVIE」では「マヌケな動物」)などとも呼ばれたが「まだまだ」では捜査課長に出世、「賢い動物」となる。「まだまだ」では劇中にかつて近藤課長が言っていた「瞳ちゃん、お茶」や「大馬鹿者!」という台詞を受け継いでいたり、大下に「いつの間にやら賢い動物に成り上がって」と言われ舞い上がってしまった。上司となった立場上、鷹山・大下といえども呼び捨て、もしくは「~君」と呼んでいたが3人だけになると「先輩~!」といつもの"トロイ動物"に戻ってしまう。
吉井 浩一(山西道広
  • 神奈川県港警察署捜査課刑事。
  • 通称「パパ」。
  • 港署一の愛妻家で2人(共に息子)の子持ち。息子の一人はミサイルが大好きなようである(「リターンズ」内での吉井の発言より)。
  • 濃いキャラクターが多い中で、一番刑事らしい刑事である。それ故に近藤課長だけでなく、それ以外の刑事からも信頼が厚く、いなくなると困るタイプの刑事である。
  • 田中とコンビを組むが、時々大下または鷹山と組む事がある。しかし、実直な吉井が大下らに悪知恵を授けられ一緒に脱線することもある。
  • 使用拳銃は、S&W M36チーフスペシャル2インチモデル、コルト・ローマンの2インチなどを使用する。
  • 覆面車はTV第1作では日産Y30セドリックHTSGLターボ、「もっと」からY31グロリアHTグランツーリスモSV。
田中 文男(ベンガル
  • 神奈川県港警察署捜査課刑事。
  • 通称「落としのナカさん」。
  • TV第1作初期は真面目にねちっこい取調べ手法だったが、途中からは長時間の取り調べになろうともひたすら「吐け!」又は「吐け~」と言い続け容疑者をうんざりさせる手法で自白へと導く。
  • TVシリーズ途中からは常に携帯するようになった扇子がドレードマークになった。扇子のコレクター、マニアであり、温風が出るという謎の扇子も所有していたが燃料代がかかると悩んでいた。扇子柄のネクタイもしている。
  • 第45話「謹慎」からパイポを使用している。第11話「結婚」から派手なベストを着用。
  • 使用拳銃は全シリーズを通しコルト・ローマンの2インチ(フォーエバーのみNEW-TYPE)を使用する。
  • 覆面車はグロリアY31。運転技術はかなり荒っぽいようで、鷹山曰く「ユージの方が安全運転だ」とのこと。
吉田 春彦(秋山武史
  • 神奈川県港警察署捜査課刑事。
  • 通称「ハルさん」。
  • 口髭がトレードマークだがテレビ第1作目の初期はまだ髭がない。谷村とコンビを組むが、時々大下または鷹山と組む事がある。
  • モーターボートを運転して犯人を追跡することがあった。秋山は実際に船舶免許を所持していた。
  • 実家が医者と葬儀屋さんという港署きってのお金持ち。
  • 使用拳銃は「またまた」ではコルト・ガバメント(ホルスターに挿しっぱなし)を使用、それ以外ではコルト・ローマンの2インチ(グリップはスクエアタイプ)を使用した。
  • 主に使用する覆面車はグロリアY30とY31、スカイライン(R31)GT PASASSE後期。
  • 秋山は病をおして「フォーエバーTVスペシャル」に出演したが(アイドルの明日香が港署を訪れたシーンで少し登場したのみだった)「THE MOVIE」は途中降板した。1998年9月28日、永眠(享年45)。
谷村 進(衣笠健二(現・衣笠拳次))
  • 神奈川県港警察署捜査課刑事。
  • 通称「筋肉」。
  • 吉田とコンビを組む事が多い。
  • 非常に鍛え上げられた肉体の持ち主。気が付くと上半身裸になっていて筋肉美を披露する事多数。当初は真面目な刑事だったが、テレビ第1作目第45話「謹慎」では現場に向う時に田中から「いくぞ筋肉」と言われ、後の肉体キャラの発端ともなった。"悲壮感の無い"がキーワードのあぶない刑事らしい人物像となっていった。
  • 柴田・仲村が主演したドラマ「勝手にしやがれ、ヘイ!ブラザー」に悪役で出演した際にも上半身裸で筋肉を見せつける。柴田・仲村からは「こいつなんか見たことある」とのアドリブが出た。
  • 使用拳銃は、「もっと」前期のみ、S&W M19 コンバットマグナム 2.5インチ。その他は全てコルト・ローマンの2インチを使用。
  • 車を運転するシーンはめったにない。(TV第1作第3話で車両を運転し、フォーエバーTVスペシャルでも運転している事から、免許は所持の模様)
近藤 卓造(中条静夫
  • 神奈川県港警察署捜査課長。
  • 通称「タヌキ」
1935年7月25日生まれで横浜市緑区に居住、妻と子(息子・娘)の4人家族。
厳があり捜査課長にふさわしい人物。
問題児である鷹山・大下には手を焼いており、「大馬鹿者!」とよく叱ってはいたが、二人には厚い信頼を寄せているようであった。
機嫌の良い時には部下の呼び方も呼び捨てから「鷹山ちゃん、大下ちゃん」とちゃん付けになる。
勤務中は常に署内にいる印象が強いが、テレビ第1作目第13話「追跡」では鷹山と大下の後を追うように愛媛県松山市に出張し、第20話「奪還」では自ら現場に出向いた事もあった。
テレビ第1作目第1話「暴走」では、鷹山が近藤課長に対し「昔は、鬼の何とか(鬼の卓造)」と語る。
昭和55年(1980年)には既に港署に配属されていた(第13話「追跡」より)。その同じ1980年には前任地・北署でマル暴の捜査主任として指揮に当たっていた強盗事件と人質事件を解決している(第28話「決断」にて。放映の時点から「6年前」という事で算出)ことから、この事件後に港署に移り、捜査主任から捜査課長に昇進した事になる。
家庭では、仕事帰りに買い物を頼まれていたり、夫婦喧嘩の翌日に部下に当たり散らすことから奥さんには弱いカカア天下のようである。
第28話「決断」での「あと4年で定年だというのに」との発言から、1990~91年に定年を迎えている。(1935年生まれなので60歳定年ならば、1995年に定年退職となるが詳細不明)「リターンズ」では劇中「定年退職し、港署の伝説となった」とされている。
趣味はゴルフで、休日にはゴルフ場に行っている。しかし平日にこっそり行くこともあるようで「もっと」第8話「秘密」でそのことを気にした発言をした。
近藤の「瞳ちゃん、お茶」はあぶない刑事の名セリフの1つである。「またまた」のエンドロール内では、全シリーズ通じて唯一、近藤の発砲シーンがある。
第1話の登場からずっと口髭を生やしていたがテレビ第1作目第39話「迷走」以降は口髭が剃られている(ただしOPは「もっと」最終回まで同じ映像を継続使用したので口髭のある近藤課長が映っている)髭を落とした理由は、占いにはまっている口うるさい親戚のおばさんに「課長に金運が無いのはその髭のせい」などと言われたから。髭の無くなった近藤を見て田中は「課長の髭は大事な毛と同じなのに」と残念がった。実際は同時期に放送していたテレビドラマ出演の為に剃ったのが真相。眼鏡もシルバーフレームのから黒縁のものに変わっている。
1994年10月5日、演者の中条が逝去したため「リターンズ」以降、本人の出演は叶わないものとなったが、「リターンズ」の中では中条静夫の声による「大馬鹿者!」のセリフを聞くことができる(生前の音源を使用)。「リターンズ」のEDスタッフロール冒頭、「To the Memory of 中条静夫」という字幕に全スタッフから哀悼の意がこめられた。
山路 瞳(長谷部香苗
  • 神奈川県港警察署捜査課庶務。
  • 通称「瞳ちゃん」。
テレビ第1作目第4話「逆転」では大下に気がある発言も聞かれた(近藤課長や松村課長もそれに驚きの表情)。オフィスラブ厳禁だったのか、厳格な父の影響か、大下への憧れの態度はいつの間にか画面上に描かれなくなった。(ただし「まだまだ」では大下の7年ぶりの再会に涙して喜んでいる)
絵心があり、数話において目撃者の証言から容疑者の似顔絵を描き、捜査に貢献。
回が進むにつれ、大下や田中の無茶振りにも即座に反応するようになり、叱りすぎて声が出なくなった近藤課長の身振り手振りを言葉に翻訳できるようにもなっていた。
普段婦警の制服姿でいることがほとんどであったが、テレビ第1作目第49話の仙台ロケでは私服と水着の場面もあった。普段は内勤で仕事をしているが、第32話「迷路」では張り込みで谷村とカップルを装ったり、「もっと」第24話では大下の用事の為に、近藤課長に内緒で外出する事があった。
テレビ第1作目第41話では、港署を襲撃した犯人の人質になってしまい、殺されそうになっている。
両親と同居し、3人姉妹の次女である(「もっと」第23話「心痛」で、鷹山と真山のアドリブ?あり)。テレビ第1作目第41話で大下が「瞳ちゃんのお父さんは恐ろしい」と言っており、父親はとても怖くすぐ怒鳴るらしい。また心配性でもあるようだ(もっと第17話で近藤課長が発言)
姓で分かる様に、彼女はメイン監督・長谷部安春の実娘と言う事が劇中もネタにされている。
虎井 祐輔(関口知宏
  • 神奈川県港警察署捜査課刑事。
  • 通称「トラ」。
制服警官から捜査課に転属した新人刑事。
「リターンズ」のみ登場。町田とよくコンビを組み、一緒にナンパしたりテレクラ通いをしていた。
自称では人間カーナビ、道に詳しいとしているが、実際は方向音痴。
調子の良さは町田をも上回るもので、ポリシーを全く感じられない程。
かねてから港署勤務に憧れを抱いており「リターンズ」で念願が叶った形だったが、「フォーエバー」では居ない事から既に異動になった模様。
使用拳銃は、町田が鷹山のお古と言われたM586を使用しているのに対し、虎井は大下のお古と言われたコルト・ローマンの2インチを使用。(ただし発砲シーンは無し)
佐伯 真理(島崎和歌子〈「リターンズ」〉、実田江梨花(現・中江里香)〈「フォーエヴァー」〉)
  • 神奈川県港警察署捜査課庶務。
それぞれ「リターンズ」と「フォーエヴァー」のみの登場で、いつの間にか異動になった模様。
水嶋 修一(佐藤隆太
  • 神奈川県港警察署捜査課刑事。
「まだまだ」で登場した新人刑事。
ITに関する知識に長けており、難解なプログラムでも不自由なく解読する。
足も速く、大下に世代交代を印象付けさせた。
鷹山・大下不在となった港署の検挙率を上げていたエースでもあった。過去の事件は全てデータベース化し、そこからプロファイリングして犯人を追い詰める捜査方法を取っていて、町田に其の都度報告するが相手にされなかった。また、鷹山と大下の行動パターンもデータベース化しようとしていた。
実際は美咲涼子と同じ犯人グループの1人で、クライマックスにて自殺。その直前の「生まれ変わったら大下さんの後継者になります」との発言から、当初は"おっさん"扱いだった大下に対し、行動を共にしていた間に敬意を抱いたようす。
使用拳銃はベレッタM92F。
鹿沼 渉(窪塚俊介
  • 神奈川県港警察署捜査課刑事。
「まだまだ」で登場した新人刑事。
銃器関連の事になると目の色を変え、話出したら止まらない銃器マニア。射撃も凄腕であり、対戦車ライフルも使いこなす。
水嶋と共に港署の検挙率向上に貢献。水嶋同様過去の事件のデータをもとにプロファイリングして犯人像を導き出す手法が得意で、昔ながらの捜査方法にあからさまな嫌悪感を示す。
話し方も今時の若者口調で吉井・田中ら大先輩にもタメ口を使う。
実際は美咲涼子と同じ犯人グループの1人であり、クライマックスで鷹山に射殺される。
使用拳銃はグロック17
佐伯 佳奈(原田佳奈
  • 神奈川県港警察署捜査課庶務。
「まだまだ」で登場。
町田から「瞳ちゃん、お茶」と言われ「私、佳奈です」とふくれっ面で不満を示す。

少年課[]

真山 薫(浅野温子
  • 通称「カオル」「あぶない女刑事(めでか)」。岡山県出身。
  • 横浜港警察署少年課長・警部
鷹山・大下の親友兼悪友。本来の仕事ではない捜査課の事件によく首を突っ込んで混乱を招く元になることもあるが、少年課の仕事では少年少女に優しく応対。
テレビ第1シリーズでは、仕事面では真面目で責任感の強い少年課刑事であり、鷹山・大下・町田が凶悪犯に囚われた時など本気で心配し、縁起でもない事を言う鈴江を一喝するなど、仲間思いの面も見せる。無鉄砲な鷹山の押さえ役となる場合もあった。第7話「標的」では非常に珍しい警官制服姿での勤務もみられた。しかし映画版では徐々にそのキャラクターが崩壊、公務員とは思えない数々のコスプレを披露することとなる。また、鷹山と大下のフォローもほとんどしなくなった自由人。
第7話「標的」にて、港署配属前は西署の防犯課勤務で宝石強盗の犯人を逮捕し、その犯人から逆恨みされ命を狙われた。
第9話では犯人を奪われそうになる。映画版第1作や「もっと」第9話「乱脈」を始め、犯人の人質になる危機が多々あった。
第15話「説得」では若気の至り的な行動をとり、自分の失敗に責任を感じ涙ぐんだり、冷静さを失い鷹山に頬を叩かれた事もあったが、近年の映画版ではそんな真面目なそぶりは全く存在せず、危険が迫るとすぐ逃げ出す。
射撃練習では標的の真ん中に当った事が一度もなく自信が無い。銃を構える場面はあっても実際に発砲するシーンは多くは無い。テレビ第1作目の最終話「悪夢」では事件に協力した少女からも「真山さん鉄砲打つの下手ね」と言われてしまった。
第1シリーズ最終回「悪夢」にて、身勝手な行動の多い少女たちに嫌気が差し「こんな仕事辞めてやる」と発言するが、直後にこの仕事でなければ感じられない充実感を覚える出来事が起こり前言を撤回。この辺りまでは熱心な少年課刑事として描かれていることがあった。
テレビシリーズでは、毎回最終カットで真山が締めのコメント(もしくはリアクション)をして終了、EDロール開始となっていた(第9話「迎撃」のみ松村課長がラストカット)。シリーズ初期の頃は少年課も多忙な様子が描かれていたが、松村課長の降板以降になると、仕事が少なく真山曰く少年課は暇である。勤務時間中にパトロールと称しながら、買い物袋を下げて街を歩いている所をたまたま張り込み中だった鷹山・大下に見つけられたこともある。
使用拳銃は、シリーズを通してS&W M362インチを使用。(テレビ第1作目37話「暴発」のみ、コルトローマン2インチを使用した事がある。また、一時期ワルサーPPKも使用していた。)ホルスターは、レッグタイプ、ヒップタイプ、ショルダータイプと多数所持している模様で、衣装により使い分けている。またホルスターを使わず、バッグの中やストッキングの裾に挟む事もある。「もっと」第9話では、犯人に拳銃を奪われた。
「またまた」では、鷹山と大下を救出する為、自ら県警の警官隊の前に立ちはだかったが、軍団に踏み潰され足跡だらけになった。
「もっとも」の頃から、露骨に男と金ネタが多くなる。「もっとも」と「リターンズ」でお見合い話がパーになる。「フォーエバー」では、自ら港署を去りラーメン屋の主人として生きていこうと決断したが、「まだまだ」では松村の後を継ぎ少年課課長(警部)に出世していた。しかし鷹山に「いい男紹介するから」の一言でいいように使われるのは昔と変わっていなかった。
「リターンズ」でチェロが弾ける事が判明。(チェロを弾くシーンは「リターンズ」の村川監督が、真山を演じる浅野の主演ドラマ「101回目のプロポーズ」のオマージュとして入れた)また、下着は毛糸のパンツを愛用している事も発覚。
「フォーエヴァー(TVスペシャル)」では、アイドル凱旋パレードの下見の最中に、城島が警官を狙っていると知り逃亡する。
「まだまだ」では日本刀も所持していたが、途中で折れてしまい全く役に立たなかった。その日本刀は、今は真山のデスクに{男忍法帳激闘の証}として飾られている。
現港署署長である松村とは、警察に入る前からの知り合い。真山が未成年時代に付き合っていた彼氏を振る際、ボコボコにしてしまい警察に出頭させられた時の担当刑事が松村で、そのざっくばらんな立ち振る舞いに憧れて刑事になったと言う設定だった。
鈴江 秀夫(御木裕
横浜港警察署少年課(階級は不明)
捜査課への転属を狙っている為、何かと捜査課の仕事に首を突っ込んでくる。しかし真山ほどには深入りせず、一方では少年課の仕事もきっちりこなしていて、不良少年・少女の補導、更生に力を注いでいた。
昭和31年生まれだが5月19日生まれ(テレビ第1作第23話「策略」にて)と4月7日生まれ(第49話「乱調」にて)とどちらも本人が言っているため、真相は不明。
後に御木が芸能界を引退したため「リターンズ」からは登場しなくなった。石原軍団では、西部警察のジョーとしてアクション担当であり、カンフー技も随所で披露していたが、あぶない刑事では見せておらず、撃たれれば奇声をあげて痛がるなど役どころは全く異なった。アクションシーンはテレビ第1作第23話「策略」にて、脱獄犯がジャックした幼稚園バスを大下と共に追跡した際、国道のトラックに飛び移るスタント(国道走行中のトラックが不意に歩道橋下で停車する)をしている程度。
テレビ第1作目スタート当初は、エンドロールで県警の柴野刑事(清水紘治)登場回以外は名前が先頭を飾っていたが、第7話「標的」からベンガル・山西についで3番目になった。
第28話「決断」では、港署に篭城した犯人岩城に左太もも(臀部?)を、次ぐ第29話「追撃」では犯人高沢に左肩を相次いで撃たれる悲運に見舞われる。
「もっと」第3話で模擬訓練中、大下と銀行内で大乱闘を起し、銀行内の備品を多数破壊する。
「もっと」からは真山に中年呼ばわりされ始め、アクションシーンもより一層無くなる方向になる。
愛川 史郎(飯島大介
横浜港警察署少年課刑事(階級は不明)。真山や鈴江よりも真面目にこつこつ仕事をこなし、全署員駆り出されるほどの事件が起きない限りは捜査課の仕事には関わる事は無かった。
「もっと」第3話では、模擬訓練失敗の主犯を大下と断言し「これ」呼ばわりする。
「まだまだ」では、既に港署を定年退職しており、警察庁横浜支部庁舎ビルの警備員として登場。鷹山には印象が薄かったらしく、「あの人誰だっけ」と言われてしまった。
岸本 猛(伊藤洋三郎
「リターンズ」からこの役柄で出演。
真山と一緒になって捜査課の仕事に首をつっこんだり、少年課の仕事でもあぶない事をした鈴江と違って、ひたすら真山の行動を突っ込むのみ。
港署のリアクション王と呼ばれるだけあり、いつもオーバーなアクションを起す。
「フォーエバー」では、警備中逃走した真山を追いかけて消えてしまった。
結城 梨沙(水川あさみ
横浜港警察署少年課刑事・巡査。
「まだまだ」で登場。捜査課の仕事には我関せずの姿勢を貫く。(劇中少年課の仕事をしている所も見せていない。)
同期の鹿沼と水嶋にGPSを仕掛けられデートを邪魔された事があり、相当根に持っている。ITの知識はそれなりに持っている。
課長である真山に対してもタメ語でツッこむ。机の上はファッション雑誌が多数あり、勤務中でもロリポップを舐めていたりしている"今どきの子"。

警邏課[]

武田 竜(堀内孝人
横浜港警察署警邏課・巡査。
町田と同期。「またまた」まで登場。テレビ第1作目第1話では町田に童貞呼ばわりされていた。また、町田が当時付き合っていた彼女から掛かって来た電話に何食わぬ顔で出た事もある。シリーズが進むにつれ出番が無くなる。
井沢 鉄男(伊藤洋三郎
「もっとも」まではこの役柄だった。テレビ第1作目最終話では派出所にいたところ犯人にマシンガンで撃たれ重傷を負う。
竹田 敬三(海一生
テレビ第1作目最終話で井沢と同じく派出所にいたところ犯人にマシンガンで撃たれ軽傷を負う。「もっと」でも第3話で、居合わせた犯人と銃撃戦で負傷したり、第22話では潜入捜査中の大下に呼び出された挙句にマシンガンで銃撃されたり(しかし逃げ出してパトカーは爆破したが本人は無傷)と、災難に遭っている。「まだまだ」では少年課に転属し刑事になる。演じる海一生は「勝手にしやがれヘイ!ブラザー」の第10話、第18話にあぶ刑事時代と殆ど同じ風貌で「港署の警官役」として出演しているが、竹田と同一人物かどうかは不明。
中山 和夫(草薙良一
テレビ第1作目初期のみの登場。「もっと」第11話函館ロケでは別の役で悪役として登場している。「THE MOVIE」では、タンカーの船長になっている。

交通課[]

若原 友行(加藤大樹
「もっとも」まで登場。長身で渋い声が特徴。映画1作目で豹藤を追跡中、乗っていたパトカーが横転し負傷する。タカ&ユージに対して敬語を使うときもあれば、タメ口だったりするので、年齢は2人と同じぐらいであると思われる。車両整備も兼務しているようで、「またまた」では、レパードを壊したタカ&ユージに対して「もっと愛情持って使ってくれよなぁ。女扱うみたいにさ。」と冗談交じりに文句を言っていた。演じる加藤大樹は、「勝手にしやがれヘイ!ブラザー」で港署の刑事役として出演しているが、若原と同一人物かどうかは不明。
河野 良美(監物房子
横浜港警察署交通課無線係・巡査。
署にかかってきた電話の逆探知は彼女の役目であり出番も多かった(ただし成功率は低い。実際に普通の警察署レベルでの逆探は技術上の問題からまず不可能とされている)。「もっとも」まで登場。無線室内での登場が基本だが(実際の署活系無線は、各部署にマイクとボリューム付のスピーカー「リモコン端末」がある)、テレビ第1作目第7話「標的」では、スポーツクラブの室内プールで泳いでいた所を犯人にビデオで隠し撮りされ脅迫対象とされたり、第36話「疑惑」では、勤務中に鈴江にナンパされた。また、映画一作目では、真山や山路と共にディスコに派手な私服で遊びに行っている。
土橋 徹(賀川幸史朗
交通課長・警部。テレビ第1作目第16話・第20話・第50話、「もっと」第1話では捜査課の応援で現場に出ている。「まだまだ」では定年退職し、遊園地で警備員をしている。(誰からもいじられなかった為、自ら絶叫していた)

鑑識課[]

安田 一郎(石山雄大
通称「やっさん」。「まだまだ」で定年退職を迎える。随所に登場し普段は温厚で真面目な鑑識官だが「もっとも」では町田に「熟しきって腐りきった女紹介します」と言われ、勝手に押収物の鑑識をした事もある。「もっと」第11話では、給料を奪われた鷹山と大下を恨めしくにらみ、怒りを表現していた。

署長[]

松村 優子(木の実ナナ
横浜港警察署長・警視正。
鷹山と大下の良き理解者。テレビシリーズではどちらも第1話から途中までしか登場しない(舞台とのバッティングがあり、スケジュール上出演が不可能になったためで、オープニングでも降板以後は紹介テロップが消されている)。このようにテレビシリーズでは短い期間しかお目にかかれないが、映画版では鷹山と大下のサポート役として大きな存在感を見せている。(まだまだ-では、鷹山と大下に「一生付いて行きます」と言われた)また、登場当時から管理職であったにも関わらず現場での発砲も多く「フォーエバー」ではマッドマックスタイプ2連水平ショットガンを発砲する。
港署管内の不良グループで知らぬ者はいない著名人。暴走族さえ「松村さんの頼みじゃ断れねぇな」と捜査に協力させてしまう多大な影響力を持つ。映画版第1作では、豹藤に刺され行方不明になった鷹山の捜索を依頼している。
愛車は、映画第一作目では赤い日産フェアレディZ(Z31型)、またまたでは赤いフォード・マスタング・コンバーチブルに乗り、鷹山と大下が窮地に立たされた際にこれに乗り助っ人として現れる。映画「もっとも」やTV「もっと」第1話では、皮製のレーシングスーツ(革つなぎ)を着てオートバイに乗って登場した。
「フォーエヴァー」までは少年課長(警部)、「まだまだ」では港署署長(警視正)に出世していた。

神奈川県警察本部[]

柴野 悟(清水紘治
通称「ぬらりひょん」「妖怪柴野」。テレビ第1作目初期の頃にセミレギュラーとして出演していた。
スーツはいつもヨレヨレで、清潔感が無い(鷹山・大下のファッションセンスに比べるとあまりにも対照的である)。港署管内で殺人など重大事件が発生すると県警本部から港署に派遣されて、捜査指揮を執ろうとする。しかし、意外と温厚な性格のようで、港署の刑事にもさほど高圧的な態度をとることはない。鷹山や大下たちから面倒な仕事を体よく押しつけられることもある。またいつも単独行動である。
西島(上田耕一
テレビ第1作目第34話「変身」で登場。
暴力団など組織犯罪捜査のプロとされて、麻薬取締官殺人事件の際に県警本部から港署に派遣されてきた。黒のスーツに赤のネクタイという柴野刑事とは正反対のファッションセンス。強面でかなりの熱血漢。
原熊(高城淳一
テレビ第1作目第38話「独断」で登場。
鷹山、大下を「指名手配犯よりもあの二人を逮捕したい」というほど毛嫌いしている。港署に乗り込んで、近藤課長のデスクを勝手に陣取り、我が物顔で待機していた。近藤課長も取調室に篭ってしまい呼び捨てで陰口を叩くほど苦手の様である。
刑事部長(堀田真三
氏名不詳。「またまた」で登場。
横浜マリーナで現金約1億円が入ったバッグを持って脱出しようとした大下を、誘拐事件の犯人と思い込んで拳銃を向け、「動くな!神奈川県警だ!」と追いつめるも、「神奈川農協?」とボケられた上、鷹山の機転により大下に逃げられてしまう。さらに殺し屋・佐久間が何者かに射殺された現場で、再び大下と遭遇し「港署のセクシー大下だ」と自己紹介をした大下に対し「何が『港署でセックスをした』だ!」と切り返す。そして今度は大下を殺人事件の犯人と思い込んで逮捕するも、また鷹山が大下を助けに現れ「何で高見山が?」と再び支離滅裂な言動の果てに大下に逃げられてしまう。
演じた堀田はテレビ第1作目第31話「不覚」で興龍会幹部・井上役で登場、鷹山とも絡んでいる。
神崎京子(一色彩子
「もっと」第17話「乱心」で登場。
県警本部の警部補でアメリカのFBIアカデミーで麻薬捜査の訓練を受けてきたエキスパート。本籍・東京都品川区(警察手帳で確認できる)。最初は鷹山・大下と共に捜査をしていたが先走りが祟って二人から「じゃじゃ馬娘」と言われ組むことを拒否される。その後は町田と組んだ。終盤では「援護してくれなきゃ動けない」と腰を抜かしてしまい容疑者の女性に介抱されてしまうほどだった。その後近藤課長らには彼女の手柄ということにし、中華街で高級中華料理を鷹山ら3人に奢ることになる。
演じた一色はテレビ第1作目第19話「潜入」で犯人のホステス役で登場しており、町田とも絡んでいる。
寺西 哲生(菅田俊
「フォーエヴァー」で登場。ヤクザっぽい風貌から、大下に銃を突きつけられ、あげくに町田達と銃撃戦を繰り広げてしまった。(服は変装している訳では無く、普段着との事)港署に潜入した城嶋を確保する為、出動要請した県警機動隊の指揮をとった。(指揮を執る際は、十手を使用する。)同じくヤクザっぽい風貌の秋田刑事とはコンビを組んでいるものと思われる。
この役を演じている菅田俊は映画あぶない刑事では殺し屋豹藤幸次郎役として、「もっと」第1話「多難」では銀行強盗犯の宮崎役として出演している。
あぶない刑事とは直接ストーリー上の関係性はないが、東映Vシネマが2000年、2001年セントラルアーツ製作協力の元で製作した「あ・キレた刑事」にて「新港署」の黒木刑事役として登場。捜査課長はベンガルが演じる。
深町 新三(小林稔侍
港警察署捜査課長→神奈川県警察本部長・警視監。
中条静夫の逝去を受けて「リターンズ」から出演。(県警本部より、港署捜査課長に赴任したと云う設定)
初登場時は型にはまった生真面目な捜査指揮官として現れたが、怒りの感情が制御できないほどになると、鷹山・大下よりもあぶない行動をとる。その一例として、「リターンズ」では三菱・デリカスターワゴンの覆面パトカーで現場まで乗り付け、銀行強盗を働いたとして連行されかけた鷹山と大下を助けた挙句、サブマシンガン・ショットガンなど大型銃器を大量に提供(恐らくは県警本部(または港署)で押収・保管されていた銃器を持ち出した模様)し、「ホシを逮捕しようなんて思わなくていい!殺せー!!ぶっ殺すんだ!!!」とまで命令してしまう(因みに冗談だったらしく、その後「嘘なんだよ!おーい!鷹山と大下ちゃーん!」と叫びながら必死に追っかけて釈明するシーンは、あぶ刑事屈指の珍場面であり、鷹山・大下も追いかける深町を尻目に「課長が一番危ない」と発言した)。「フォーエバーTHE MOVIE」では県警本部長に「もう県警に戻る気はない!定年まで港署にいる覚悟だ!」と感情が爆発。「まだまだ」では、内閣情報調査室参事官の発言に怒りを露にし、殴り飛ばしてしまった。
「リターンズ」「まだまだ」では黒縁眼鏡を常時かけていたが、「フォーエバー」ではかけていない。
「リターンズ」では鷹山・大下にあからさまな嫌悪感を示していたが、「フォーエバー」からは、かつての近藤課長のように、二人を怒鳴りつつも、内では信頼しサポートする役回りになる。
「フォーエバー」までは港警察署刑事課長だったが、「まだまだ」では無事県警本部に復帰し、それどころか(一度は当の本部長に対して県警に戻る気はない!とまで豪語していたにも関らず)本部長(警視監)にまで大出世していた(神奈川県警察本部長は道府県警察本部長の中では大阪府警察と並ぶ筆頭クラスであり、実際にノンキャリアがここまで大出世するのは100パーセント不可能である。国家II種準キャリアの可能性もあるが、それでも不可能である)。

脚注[]

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