こちら本池上署 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ジャンル | テレビドラマ | ||||||
放送国 | 日本 | ||||||
制作局 |
テレパック TBS | ||||||
出演者 |
高嶋政伸 橋爪功 ベンガル 佐藤B作 田口浩正 池内万作 金子賢 野波麻帆 知念里奈 ほか | ||||||
外部リンク | 公式サイト | ||||||
| |||||||
| |||||||
| |||||||
| |||||||
| |||||||
『こちら本池上署』(こちら ほんいけがみしょ)は、たかもちげん作・やぶうちゆうき画の漫画『警察署長』を原作としたTBS系列の連続テレビドラマシリーズの名称。ナショナル劇場(現・パナソニック ドラマシアター)(月曜20:00 - 20:54、ABS・FBC・JRTは日曜22:30 - 23:24)枠で『水戸黄門』と交代のシリーズドラマとして2002年から2005年の第5シリーズまで放送された。
概要[]
東京都南部にある警視庁本池上警察署がドラマの舞台。本池上署署長の椎名啓介(高嶋政伸)がドラマの主人公。本池上署の警察官、主人公の家族、犯罪と立ち向かう本池上署管内の地元住民の人間模様を描く。なお、シナリオや主人公の周辺以外の殆どのキャラクターはドラマオリジナルの設定である。
パナソニック ドラマシアター枠は、『水戸黄門』や『大岡越前』、『江戸を斬る』など時代劇中心のドラマ枠だったが、1960年代は『七人の孫』など現代劇中心の枠だった。2001年10月から1クールで放送された『こちら第三社会部』から32年ぶりに現代劇の製作を復活し、本作はその第2弾としてスタート。最初のシリーズが好評だったことから、本作が『越前』に代わって『黄門』の新シリーズスタートまでの間(1クール)に放送されるシリーズとなった。高嶋にとっては『HOTEL』と並ぶライフワーク的ドラマシリーズでもあった。レギュラー出演者には高嶋をはじめ東宝芸能所属俳優が多いが、制作は親会社の東宝ではなくテレパックである。
第1シリーズから高嶋の娘役として加護亜依(元モーニング娘。、元W)が出演し、第3シリーズからは中澤裕子(モーニング娘。元リーダー)が雑誌記者役で出演、さらに、高橋愛などモーニング娘。のメンバーもゲストで出演するなど、ハロー!プロジェクトとも関わりのあるドラマでもある(高橋出演の回では、一部の雑誌などでは、出演者予告として最初は吉澤ひとみがゲスト出演と掲載されていたが、スケジュールの不都合から高橋に変更された)。
原作漫画「警察署長」が終了し、同じく椎名が警視庁第一方面本部長に異動後のエピソードを描いた「警視正 椎名啓介」も連載終了した事もあり、実質上は第5シリーズをもって完結したと言えよう。 テンプレート:ネタバレ
キャスト[]
警察署員[]
男性陣は一部の署員を除き荒っぽさが感じられる。女性陣は普段は品良く振舞いつつも、ときおり強気な所を見せることもある。男女問わず、人情深く、気さくな人間達ではあるが、犯罪者相手なら一切容赦はしない。
☆は第5シリーズからのキャスト。
- 椎名啓介(しいな けいすけ、演:高嶋政伸)
- 本池上署の署長。警視正。
- 山野咲(やまの さき、演:松本明子)☆
- 刑事一課の係長。警部補。
- 水木健司(みずき けんじ、演:金子賢)
- 元・本池上署刑事一課の刑事。父の失踪をきっかけに非行に走っていた時代、少年係だった堂上麻衣に世話になったことから警察官に。再会した父が病に倒れ、介護のために警視庁を退職。現在は高知県警に採用され(所轄名不明)沖の島駐在所勤務の巡査部長。名前は原作初期に登場した刑事から取られているが、人物像は水城の異動後に配属された前田吾郎のものも併せて設定された。
- 高杉巴(たかすぎ ともえ、演:佐藤藍子)
- 生活安全課少年係の刑事。巡査。初登場時、啓介に職務質問をしたことがある。
- 竜崎愛(りゅうざき あい、演:金子昇)
- 組織犯罪対策課を経て刑事一課の刑事。巡査。
- 千葉銀志郎(ちば ぎんしろう、演:阿部薫)
- 刑事一課の刑事。
- 新藤敦子(しんどう あつこ、演:知念里奈)
- 元刑事一課。中国への語学研修を経て組織犯罪対策課暴力団対策係の刑事。名前は原作に登場した警察事務職員から。
- 中井あずさ(なかい あずさ、演:野波麻帆)
- 元・本池上署生活安全課少年係を経て、警視庁広域捜査課(劇中では警視庁捜査一課現場資料班)の刑事。水木と共に生きる道を選び警視庁を退職、高知県警(所轄名不明)沖の島駐在所勤務の巡査部長。名前は原作に登場する地域課の中村あずさから。
- 飛田満ちる(とびた みちる、演:小倉優子)☆
- 生活安全課の新米刑事。巡査。
- 相馬俊彦(そうま としひこ、演:池内万作)
- 刑事二課。巡査部長。大卒ノンキャリアで、出世志向。いつも昇進試験の勉強に余念がない。名前は原作に登場するキャリアの刑事課長代理から。
- 篠田吾郎(しのだ ごろう、演:佐藤B作)
- 刑事一課の主任。巡査部長。
- 前島恭平(まえじま きょうへい、演:ベンガル)
- 刑事課課長。警視。丸山の着任まで生活安全課長を兼任していた。
- 丸山節子(まるやま せつこ、演:銀粉蝶)
- 生活安全課課長。警部
- 関川佑作(せきかわ ゆうさく、演:田口浩正)
- 刑事一課を経て刑事二課の主任。巡査部長。待機寮の寮長も務める。
- 青柳十三(あおやぎ じゅうぞう、演:橋爪功)
- 本池上署副署長。警視。
- 椎名由美(しいな ゆみ、演:加護亜依)
- 啓介の長女。高校生。
- 元宮すず(もとみや すず、演:中澤裕子)
- 雑誌記者。一時期英子の担当編集者だった。
- 椎名英子(しいな えいこ、演:高橋由美子)☆
- 啓介の妻。絵本作家「しいなえいこ」として活躍しており、取材で飛び回るか執筆で部屋に篭るかで滅多に顔を見せない。そのため第4シリーズまでは特定の役者が設定されていなかった。
- 岡本敏江(おかもと としえ、演:星由里子)
- 啓介の義母・英子の母。署長官舎に啓介達と同居し、多忙な英子の代わりに家事一切をこなす。
- 奥山ゆり子(おくやま ゆりこ、演:伊藤榮子)
- 味里の女将。
- 鈴木祐一郎(すずき ゆういちろう、演:岡本竜汰)
- 警視庁捜査一課管理官。警視。キャリアであり、職種が違うにも関わらずノンキャリアの小山田を信奉し、小山田が署に来る時には同行することが多い。通称、カバン持ちの鈴木。
- 小山田進一(おやまだ しんいち、演:西岡徳馬)
- 堂上の後任として警視庁第二方面本部長を務める警視正。ノンキャリアの叩き上げ。
過去のキャスト[]
- 菊川麻衣(きくかわ まい、演:水野真紀)
- 元本池上署刑事二課係長、警部補。前夫は刑事だったが、逃走中の犯人に撲殺された。前夫との間に一女がいる。後堂上と再婚、堂上姓になり、堂上との間にも子供をもうけた。
- 堂上洸一(どうがみ こういち、演:伊原剛志)
- 椎名と同期入庁。第二方面本部長から本庁刑事部参事官を経てアメリカに出向。麻衣の前夫である菊川警部補の殉職当時上司だった。
- 堀内純子(ほりうち じゅんこ、演:もたいまさこ)
- 元本池上署生活安全課主任、巡査部長。原作同様に通称「家事さん」。
主題歌[]
- 第1シリーズ:藤木直人「涙のいろ」(ポニーキャニオン)
- 第2シリーズ:NANA KATASE「Shine」(avex trax)
- 第3シリーズ:COOL DRIVE「風向きはいつだって変わる」(東芝EMI)
- 第4シリーズ:スガシカオ「光の川」(オーガスタレコード)
- 第5シリーズ:THE ALFEE「100億のLove Story」(EXPRESS Virgin Music)
スタッフ[]
- 原案:たかもちげん・やぶうちゆうき「警察署長」講談社刊
- 脚本:横田与志、伊藤崇、吉田弥生、津軽海渡、櫻井武晴、福田卓郎、宮村優子、中島淳彦
- 音楽:本多俊之
- プロデューサー:森下和清
- 演出:脇田時三、山内宗信、黒澤淳、池澤辰也、大久保智己、杉村六郎、松原信吾、川田理
- 製作:テレパック、TBS
サブタイトル[]
視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区。
第4シリーズ第3回は当初、2004年10月25日にふ放送される予定だったが、日本シリーズ第4戦が台風上陸の影響で順延され、TBSが放映権を獲得した第7戦もこの日にずれ込んだため放送を休止し、予定より番組終了を1週遅らせて対応した。
関連書籍[]
- こちら本池上署 - ノベライズ (エンターブレイン 2003年7月)
しいなえいこ名義での絵本が出ている。
- オーロラのスカーフ (講談社 2004年2月) ISBN 4-06-212244-8
- ハートのはな (キッズネット 2005年8月20日) ISBN 4-04-894339-1
外部リンク[]
ナショナル劇場現代劇枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
こちら第三社会部
|
こちら本池上署
|
特命!刑事どん亀
|
テンプレート:パナソニック ドラマシアター
このページには、クリエイティブ・コモンズでライセンスされたウィキペディアの記事が使用され、それをもとに編集がなされています。使用された記事はこちら本池上署にあり、その著作権者のリストはページの履歴に記録されています。 |