アリエスの乙女たちのソースを表示

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『'''アリエスの乙女たち'''』（アリエスのおとめたち）は、[[里中満智子]]作の[[少女漫画]]。[[1973年]]より『[[少女フレンド|週刊少女フレンド]]』（[[講談社]]）にて連載された。

[[1987年]]には[[フジテレビジョン|フジテレビ]]で、[[南野陽子]]主演でテレビドラマ化されている。

==漫画==
{{節スタブ}}

==テレビドラマ==
{{ドラマ}}
いわゆる「[[大映テレビ#大映ドラマ|大映ドラマ]]」のうちの一つとして製作され、フジテレビで放映。
* 1987年（昭和62年）[[4月8日]] - [[9月23日]]
* 放映曜日：毎週水曜日
* 放映時間：20:00 - 20:54

長年[[東映]]や[[大映]]で監督を務めてきた[[竹本弘一]]にとって、最後の監督作品となった。

===あらすじ===
'''アリエス…天翔る金色の牡羊。その星の運命（さだめ）…愛のためなら死ぬ事さえも喜び。見極めてみたい、そんな愛を…。'''（オープニング・ナレーションより）

名門私立・仰星高校に、パリからの帰国子女である水穂薫（名前を原作の水穂路実から変更）が転校してくる。薫は愛馬[[エーレクトラー|エレクトラ]]に乗り颯爽と[[馬術]]部に現れ、大会への選手として抜擢されたことから、部員たちの反感を買ってしまう。校内で何かと注目される薫に、クラスメートで[[演劇]]部員の久保恵美子（原作では笑美子）は憧れる。また、生徒会長で馬術部主将の磯崎高志、不良グループのリーダー格である結城司、馬術部顧問教師の大下直樹らは薫に心ひかれていく。

薫と恵美子は、ほぼ1年違いの[[おひつじ座]]（[[アリエス]]）同士でお互いシンパシーを感じ合う。実は2人は異母姉妹だった。彼女たちは過酷な運命に翻弄されながらも、励まし合い、ひたむきに愛を貫こうとする。

薫と恵美子は磯崎に思いを寄せるようになるが、薫は恵美子にこの恋を譲り司に愛を告白。だが、それもつかの間。司の元彼女・津川敬子が司の子を妊娠。結局、司は敬子と結婚してしまう。司は[[陶芸家]]に弟子入りし、[[陶芸]]を学びながら結婚生活を送る。その頃、薫は母・マキが再婚する事になり新たな生活が始まる。

マキの結婚祝プレゼントを買いに来た[[デパート]]で、司と再会を果たした薫。
言葉も無く、見つめ合う二人。だがその様子を、敬子が見ていた。泣きながら走り出す、敬子。足を踏み外し、流産の危機に。病院に搬送され、医師から「早産の危険がある。」と告げられる。

病室で薫は敬子から、自分は母親を早くに亡くし父親の再婚相手に育てられた事、中学時代その養母が妊娠するが、自分に気を使い中絶した事で父親に責められているのを目撃し、非行に走った事。そして司と出会い運命を感じた事を話し、「司を私から、とらないで……」と薫に涙ながらに打ち明ける。

敬子は無事に、男の子を出産する。だが未だに司が薫を思い続けている事に嫉妬した敬子は、薫のマンションに子供を置き去り、薫が誘拐したと警察に通報。薫は逮捕されてしまう。だが、敬子の狂言である事が明らかになり、薫は釈放された。

一方恵美子は、磯崎と交際していたが両親の反対にあい、無理矢理結婚させられそうになっていた。磯崎は転勤になる事を告げ、「自分が本当に好きなら、東京駅に来てくれ。」と恵美子に告げる。恵美子は家を飛び出し、磯崎の元へ行く。

仰星高校では、薫の[[不倫]]と恵美子の[[同棲]]が問題視されていた。校長室に呼び出された２人は、退学する事を告げ、学校を後にした。
司は土を見に山へ出かけるが、[[遭難]]してしまい失明してしまう。司は師匠から、[[破門]]を言い渡される。敬子は薫と司を憎み続ける事に疲れ、司と離婚。

司は息子を引き取り、[[陶芸家]]として独立する。薫は、「口がきけないおばさん」として、司の世話をする事に。司は作品を完成させ、「この壷は、お前だ。薫……」とおばさんの正体に気付いていた事を話し、ついに２人は結ばれる。

=== キャスト ===
* 水穂薫：[[南野陽子]]
* 久保恵美子：[[佐倉しおり]]
* 結城司：[[松村雄基]]

* 磯崎高志：[[石橋保]]
* 津川敬子：[[相楽晴子|相楽ハル子]]
* 長谷川千草：[[藤代宮奈子|藤代美奈子]]
* 磯崎志乃：[[奈月ひろ子]]
* 津川隆造：[[平泉成]]
* 来栖順子：[[佐藤万理]]
* 由香：[[桂木文]]
* 宮崎守：[[唐沢寿明|唐沢潔]]
* 土井弓子：[[松本明子]]
* ナレーター：[[来宮良子]]

* 水穂マキ：[[野川由美子]]

* 大下直樹：[[宅麻伸]]
* 結城小百合：[[大場久美子]]
* 磯崎淳一郎：[[中尾彬]]
* 芝園校長：[[初井言榮]]

* 長谷川信吉：[[高橋昌也 (俳優)|高橋昌也]]

* 久保小夜子：[[梶芽衣子]]

* 久保哲也：[[若林豪]]

=== 主題歌 ===
* 『A・r・i・e・s』
** 唄:[[柏原芳恵]]
** 編曲:[[船山基紀]]
** 作曲:[[林哲司]]
** 作詞:[[阿久悠]]

=== スタッフ ===
* 脚本：[[長野洋]]、[[大原清秀]]
* 監督：[[土屋統吾郎]]、[[竹本弘一]]、[[岡本弘]]
* 企画：[[春日千春]]（大映テレビ）、[[重村一]]（フジテレビ）
* プロデューサー：[[柳田博美]]・[[千原博司]]（大映テレビ）、[[中尾嘉伸]]（フジテレビ）
* 音楽：[[菊池俊輔]]

=== サブタイトル ===
<div style="float: left; vertical-align: top; margin-right: 1em;">
# 魔性の瞳
# これが愛?
# 二人だけの夜
# 恋のスクランブル
# 親たちの秘密
# 恐ろしい破局
# 真昼の決闘
# 男の決着
# 愛なき妊娠
# たった一人の結婚式
# 私の全て捧げます
# 私は愛人?

</div><div style="float: left; vertical-align: top; margin-right: 1em;">
<ol start="13">
<li> 陰の女
<li> 恐ろしい宣告</li>
<li> 神よ! 私に暗闇を</li>
<li> 檻の中の愛</li>
<li> 私の名は不倫少女</li>
<li> 花嫁となる夜</li>
<li> 母の遺言</li>
<li> 召しませ我が命</li>
<li> 悲しき化身</li>
<li> 愛しながら他人</li>
<li> 輝ける愛の奇跡</li>
</ol>
</div><br style="clear: left;" />

=== DVD ===
*アリエスの乙女たち 前編 ASIN: B0002IJPEM
*アリエスの乙女たち 後編 ASIN: B0002IJPEW

{{前後番組|
放送局=フジテレビ|
放送枠=水曜日20時台|
前番組=[[このこ誰の子?]]|
次番組=[[プロゴルファー祈子]]}}
{{フジテレビ水曜8時枠の連続ドラマ}}

{{stub}}

{{DEFAULTSORT:ありえすのおとめたち}}
{{Wikipedia|アリエスの乙女たち}}
[[Category:1987年のテレビドラマ]]