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ナイトライダー』(原題:Knight Rider)は、1982年9月26日から1986年8月8日に米国で放映された特撮テレビドラマ。全84話。日本ではその中から全74話が放映され、また第4シーズンのほとんどは『新ナイトライダー』のタイトルで放映された。日本での放映のキー局はテレビ朝日系列。

本項目では、特に断りが無い限り、日本において『ナイトライダー』及び『新ナイトライダー』として放映された作品を中心に記述する。

内容[]

民間の犯罪捜査員マイケル・ナイトが人間の言葉を話し特殊装備を搭載したドリーム・カー『ナイト2000』と共にさまざまな事件を解決するカーアクションドラマ。

物語のあらまし[]

ナイトライダー。陰謀と破壊と犯罪の渦巻く現代に蘇る正義の騎士……巨大な悪に立ち向かう現代の騎士、ナイトライダー。今日、彼を待ち受けるものは、果たして、誰か”というナレーションで始まる。

ある産業スパイ一味を追跡していた敏腕刑事マイケル・ロングは、内通者に同僚を殺され、自らもまた凶弾に倒れた。だがマイケルは、ナイト財団の総帥ウィルトン・ナイトにより辛くも命を救われ、その身分も新たにマイケル・ナイトとなる。そして、病魔に冒され他界した養父ウィルトンの遺志を継ぎ、密かに財団が開発していたドリーム・カー「ナイト2000」と共に、世の中の不正や巨悪と戦うことになった。

ナイト財団[]

ナイト財団は、マイクロエレクトロニクス事業で巨万の富を築いた実業家、ウィルトン・ナイトがその収益を投じて設立した組織で、正式名称は「法と政府のためのウィルトン・ナイト記念財団Wilton Knight Memorial Foundation for Law And Government)」。「法と政府のための……財団」だけを抜き出して「F.L.A.G.」と称される事もある。様々な団体・個人が表沙汰にしたくない事件の調査を請け負っている、いわば私立探偵・興信所。しかしその能力は、軍隊や官庁、各種大企業からも依頼を受けるほど。財団の総帥となったウィルトン・ナイトは、かねてより犯罪を撲滅するためには自らも直接行動を取る必要性を痛感しており、そのためにドリーム・カー・ナイト2000が製作されることとなった。

ドラマの中で、マイケルがしばしば「民間の調査機関でナイト財団」と名乗っているように、ナイト財団の調査部門そのものに強制権・捜査権は一切ない。そのため、捜査の際には警察や軍との連携を図る場合もある。 とはいうものの、不法進入・ハッキング等をマイケルが行うシーンがしばしば見られ、キットがマイケルを諌めながらも結局はそれに渋々協力する、というやり取りは半ば恒例となっている。

日本語版では単にナイト財団と呼ばれているが、オリジナルでは「F.L.A.G.」と呼ばれ、ナイト財団の一部門となっている。

登場人物・キャスト[]

マイケル・ナイト:デビッド・ハッセルホフ(日本語吹替えの声:佐々木功
本作の主人公。ナイト財団の最重要顧問としてウィルトン・ナイトの遺志を継ぐ。K.I.T.T.とコンビを組み、数々の難事件に立ち向かった。元々はマイケル・アーサー・ロングという名の敏腕刑事(階級は警部)であったが、産業スパイ事件捜査中に顔を撃たれて瀕死の重傷を負い、ウィルトンによって救出される。従軍時代に負傷した際に額に金属板を埋め込む手術を受けていたため、銃弾がこの板に跳ね返され致命傷を免れていた(ただしそれにより顔は破壊されてしまった)。一命を取り留めた後は、負わされた怪我の治療と合わせてウィルトンの息子ガースをモデルに顔の整形手術も行われ(整形後のマイケルの顔を見たデボンは、若き日のウィルトンにそっくりそのままだと述べている)、更にウィルトンの養子として名前もマイケル・ナイトに改められる。ナイトとしてのプロフィールは創作されたものであるため、コネを使って経歴を調べた悪党達に「3年前には存在さえしていなかった男だ」と驚かれる事もしばしばである。一度、敵が投げた手榴弾の爆風でコンクリートの壁に叩き付けられ、そのショックでマイケル・ナイトとしての記憶を一時的に喪失し、マイケル・ロングに戻ってしまった事がある。ロングに戻ってしまったマイケルに「ナイトはどんな奴か」と尋ねられたK.I.T.T.は、「聡明で機敏で論理的だった反面、頑固で短気で若い女性の誘惑にもろく、自分のセンサーがショートしそうなおぞましい音楽(ロック)を好んで聴いている」と答えている。
K.I.T.T.(ナイト2000):ウィリアム・ダニエルズ(声:野島昭生
マイケルの性格を良くも悪くもいちばん理解している相棒。丁寧な性格でユーモアにも長けている。一度路肩の石が車体の底に当たったショックでK.I.T.T.の回線が切れた(言葉のプログラムが、粗暴なブルックリン訛りに切り替わった)時に、マイケルを「マイキー」と呼んだ事もある。また、ジャガーノートの攻撃で破壊され再プログラミングの際にも、ガレージで作業しているRC3達の会話を拾ったため、同様にマイケルの事を「兄弟」と呼んでいる。
デボン・マイルズ(日本語版ではデボン・シャイアー):エドワード・マルヘアー(声:中村正
財団の責任者でイギリス人。在りし日のウィルトンとは戦友であり、紳士的且つ温厚な性格。マイケルと意見が対立する事もしばしばあるものの、彼の行動を全面的にサポートする良き理解者。軍を始めとして非常に広い人脈を持ち、大統領とも面識がある。事務方に見えるが実は博士号を持つ科学者であり、ナイト2000のボディを覆う分子結合殻の構造式を知る3人の人物の1人。また、過激な過去を持つという逸話もある(第二次世界大戦中は従軍し、ゲシュタポの捕虜収容所から3度も脱走に成功した、ドイツ軍占領下のフランスにナイフ投げの芸人として潜入した、夜バイクに乗って司令部に行く途中敵機の夜間爆撃に遭い、バイクは破壊されたものの助かった、若い頃バイクレースのチャンピオンだった、等。SASにいた事もあるとか)。なおシャイアーという名字は原語版ではパイロット用脚本に見られる。
ボニー・バースト(第1、3、4シーズン):パトリシア・マクファーソン(声:小山茉美
ナイト2000製作チームのうちの一人。K.I.T.T.に対しては母親のように接する一方、メカニック関連の知識に疎くK.I.T.T.に度々無茶をさせたりどこかしらを故障させるマイケルに対しては、冷たく当たる場面もある。一時的に財団から離れサンフランシスコの大学に在籍していたが、自らも巻き込まれたある事件をきっかけにナイト2000担当メカニックとして復帰。一度K.I.T.T.に身長、体重、スリーサイズをこっそり計測された事がある。飛行機嫌いであり、その性格はK.I.T.T.にも反映されている。
エイプリル・カーティス(第2シーズン):レベッカ・ホールデン(声:潘恵子
ボニーが財団を離れていた間のK.I.T.T.担当メカニック。K.I.T.T.に「技術者と言うよりはまるで母親のようです」と言わせるほど。メカニックの他にも、デボンの秘書的な役割や看護婦の仕事もこなせる才女。財団に参加する以前、旅行代理店で働いていた事もある。デボンと共にガースに捕らわれた際には、その可憐な外見からは一見想像もつかないほどの毅然とした態度でガースに接している。第2シーズン15話「死線48時間リミット寸前! 決死のレール・ウェイ大走破!!」ではエイプリルに焦点が当てられ、彼女の義理の姉ローラと姪のベッキーも登場している。なお、米国のあるノベライズにおいてデボンの実子であるという描写がされているが、正式な設定の中でその扱いをしているものはない。
レジナルド・コーネリアス(日本語版では“コルネリウス”)3世(通称:RC3):ピーター・パロス(声:水島裕
ナイト財団のメカニックとして第4シーズンから登場。シカゴのスラム街で「ストリート・アベンジャー(ビデオ版の字幕では「復讐者」)」と名乗って自警団的な活動をしていたが、ある偶然からマイケルと出会い、その後デボンのスカウトで財団に参加する。普段は移動本部トレーラーのドライバーとしての仕事がメインであり、それ以外のときはトレーラー内で自分のバイクをいじっている(因みに、移動本部トレーラーにはK.I.T.T.と同等の自動走行装置が搭載されており、緊急時に限り使用が許可されている)。だが、装甲車ジャガーノートによって大破したナイト2000を復活させる際には、スラム街に住む失業中のメカニック達と共にボニーに協力して活躍し、「コンバーチブルモード」、「スーパー追跡モード(S.P.M.、車体形状が大きく変形し、それまでの追跡モード以上の超高速走行が可能となる)」、「緊急ブレーキシステム(空力ブレーキ装置)」等の新機能まで追加した。また第4シーズン後半ではマイケルのサポート役に回る事もあった。
ナレーション - 小林清志
全シーズンでナレーションを担当し、番組本編ではゲストキャラの吹き替えとして出演した事もある。

ナイト2000(K.I.T.T.[]

ファイル:Knight2000 ex107.jpg

ナイト2000のレプリカ

ナイト2000(KNIGHT 2000)はK.I.T.T.という高性能人工知能を搭載したドリーム・カー。K.I.T.T.はKnight Industries Two Thousandの略称。

外観は全身黒の三代目ポンティアック・ファイヤーバードトランザム(1982年型)のカスタマイズ車。日本語吹替版ではかつてのマイケル・ロング刑事の愛車を改造したかのようなやり取りがある(「俺の車に何か細工したのか?」というマイケルの問いに、デボンは「元の車と似ているのは外見だけだ、中身は全く別物さ」と答えている)が、原語版ではマイケル・ロングのトランザムとナイト2000は別の車両であることがデボンの台詞で示されている。

ナイト2000のボディは新開発の特殊セラミックに分子結合殻を組み込んだもので、その構造上黒色となっている(ただし、第3シーズン第13話「ナイト2000魔の毒液に溶ける!決死の再生・立ち直れキット!!」では白い車体に黒の塗料を塗装しているシーンがある)。この分子結合殻は金属でもファイバーグラスでもない新物質であり、普通の鉄板を装甲車以上の強靱な装甲に変えてしまうため、銃はもちろんロケットやレーザーを用いても破壊は困難。基本がファイヤーバードなので後輪駆動。エンジンはターボジェットエンジンを搭載。最高速度はノーマルモード時で322mph(約520km/h)、最高速度を40%向上させるスーパー追跡モード時は450mph(約720km/h)となる。トランスミッションは8段フルオートマチックトランスミッション。また第4シーズンでは、スーパー追跡モードおよび緊急ブレーキシステムに加え、天井部分を後部トランクルームへと電動格納し「コンバーチブルモード」になれる様になった。

燃料については「水素」とする設定資料もあるものの、原語版ナイトライダーの劇中で明確に言及されたのは、第1シーズンでガソリンスタンドで給油するワンシーンのみである。同シーズンには代替燃料を用いたレースに参加するために、液体水素で走れるようエンジンを変更するエピソードも存在する。

製作総指揮のグレン・A・ラーソンによれば「ナイト2000」とは車の部分であり、「K.I.T.T.」は車に搭載された人工知能を指す(DVDの特典インタビューより)。しかし劇中では両者が明確に区別されない事もしばしばある。

ナイトライダー放映開始後、ナイト2000と同じ外観のトランザムを求めてポンティアックのディーラーに来店する客が出てきたため、車両を提供していたGMサイドから制作側へポンティアックのロゴをエンドロールから消すよう直接要請があった。また劇中でナイト2000を指す台詞も、第2シーズンまでは「New black Trans-Am(吹替:黒のトランザム)」だったが、第3シーズン後半から第4シーズンにかけては「Black T-top(吹替:黒のスポーツカー)」に変化している。

日本での本放映時はファイヤーバード・トランザムのCMが流れていた(当時の正規販売ディーラーヤナセが番組スポンサーのうちの1社だった)。現在でも自分でトランザムを改造し、ナイト2000レプリカを作成するファンが世界中に存在する。

K.I.T.T.についての詳細は別項を参照の事。

カール(K.A.R.R.)[]

正式名称はKnight Automated Roving Robot。K.I.T.T.より半年早く開発されたK.I.T.T.のプロトタイプ。K.I.T.T.の基本プログラムが「人間(特にマイケル)への奉仕および命の遵守」であるのに対し、K.A.R.R.のそれは「自己の保存」であり、ほとんど野生の動物の本能に近い。ウィルトン・ナイトはK.A.R.R.のプログラミングに欠陥がある事に気付いてはいたものの、後にマイケルを一度死の淵に追いやる事となる産業スパイ一味によって、自身が所有する会社が倒産させられた矢先の事であり、更に自身の身体が既に病魔に冒されていた事、新たなドリーム・カーを製作する事および自らの後継者を探す事にかかりっきりとなり、結果としてK.A.R.R.はナイト工業博物館の3番研究室に完全に機能を停止した状態で放置されることとなった。

その後K.A.R.R.はお宝を目当てにナイト工業博物館に忍び込んだ2人組の泥棒・トニーとレブによって誤って再起動させられ、2人を乗せて逃亡する。基本的なデータはインプットされているものの、全くの初期状態であったK.A.R.R.は初めて直面した社会に順応できず、更に「自己保存」の基本プログラムに従い行動するため行く先々でトラブルを起こす。トニーとレブに協力して銀行や美術館を襲撃し、またスキャナーの調整のためにボニーを誘拐する等の悪事を働くが、基本プログラムの違いを利用して正面から突っ込んで来るマイケルの機転に負け、断崖から落下し爆発してしまう(第1シーズン第8話「激闘!善と悪2台のナイト2000」)。なお、このエピソードは日曜洋画劇場『ナイトライダー6』の後半1時間部分として放送され、以後、このエピソードのみの再放送はされていない。

それから2年後の夏、宝探しに夢中のカップル、ジョンとマンディが海岸で砂から掘り起こされたことによりK.A.R.R.は復活する。この時点ではK.A.R.R.も「駆け引き」を身につけており、ペースメーカーを誤作動させたり、人間を車内に閉じ込め温度を上げるといった冷酷な一面も見せる。財団のトレーラーから奪ったレーザーでマイケルとK.I.T.T.に最終決戦を挑むが、マイケルが切り札としてK.I.T.T.に取り付けておいた強力反射板によってレーザーをはね返され、唯一の弱点であるスキャナーに被弾する。最後は、K.I.T.T.とのターボジャンプによる空中戦に敗れ、バラバラに破壊されてしまうが、K.A.R.R.そのものはまだ機能を停止していなかった(第3シーズン第5話「悪魔のナイト2000カールまたまた出現!復讐の空中大勝負!!」)。

K.A.R.R.のK.I.T.T.に対する外観の相違点は以下の通り。

初登場時

  • AIの声に反応して光るインパネ上の発光部分(いわゆる「ボイスボックス」)がバーグラフ6つを組み合わせたレベルメーター風。発光色は黄色。(この時点でのK.I.T.T.のボイスボックスは長方形一つが赤く点滅するのみ。)
  • ナンバープレート未装着。

再登場時

  • ボイスボックス。
  • スキャナーの色が黄色。
  • ナンバープレートの追加。K.I.T.T.と同じカリフォルニアナンバーだが、表記は「KNIGHT」ではなく「KARR」。
  • 劇中途中よりブラック/シルバーのツートンカラーに変更(脚本ではジョンによる塗装)。

K.A.R.R.の声は初登場時はピーター・カレンPeter Cullen)。再登場時はポール・フリーズPaul Frees)が担当。日本語吹替えはどちらも麦人が担当した。

スタッフ[]

  • 製作総指揮 - グレン・A・ラーソン
  • 音楽 - ステュー・フィリップス → ドン・ピーク
  • テーマ音楽 - グレン・A・ラーソン、ステュー・フィリップス
  • 製作 - グレン・A・ラーソン・プロダクションズ、ユニバーサルTV
  • 放映 - 米国NBC

日本語版スタッフ[]

  • 演出 - 壺井正
  • 翻訳 - 平田勝茂
  • 効果 - PAG
  • 調整 - 高橋久義
  • テレビ朝日担当 - 猪谷敬二

日本での放送[]

  • 日本では第1シーズンから第3シーズンまでの2時間の作品(5本)を『日曜洋画劇場』などの映画枠で放映。シリーズ放映開始に合わせ、1987年1月上旬に第1シーズンの2作品を2時間に編集し、『ナイトライダー6』として『日曜洋画劇場』で放映。
  • 1987年1月TVシリーズが始まるが、ボニーとエイプリルの2人の女性メカニックの登場順に関する混乱(第1、3、4シーズンがボニー、第2シーズンのみエイプリル)を防ぐという理由から、第2シーズンが第1シーズンより先に放映され、第1シーズン初回にあたる「激突!キット対マイケル 悪魔の洗脳!奪われたナイト2000」の次回予告で、ボニーは新メンバーとして紹介された(ストーリーラストが、マイケル、デボン、K.I.T.T.によって、敵組織の洗脳から無事解放されたボニーの「歓迎会」が開かれるという展開)。その結果、先に放映された第2シーズンに比べて出演者が若干若返った印象となった他、ナイト2000の機能追加の順序等に関する矛盾(先に放送された第2シーズンで頻繁に使用されていたマイクロジャムを、ボニーが新機能として追加する場面がある)、財団トレーラーの仕様が異なる(黒地に金のラインとチェスの「ナイト」が描かれたコンテナが、話によっては白一色の初期タイプになっている)といった別の混乱が生じた。
  • 本来K.I.T.T.のボイスインジケーターは、第1シーズン中盤まではパイロット版(第1話)と同様に「発声に合わせて四角部分が赤く点滅する」仕様で、途中から第2シーズン以降でもみられる「発声に合わせてバー型のLEDが発光する」仕様に改造されている。しかし日本では、前述の理由で第2シーズンが先に放送されたため、ボイスインジケーターの仕様が異なる第1シーズン前半に相当するエピソードでは、混乱を防ぐためにK.I.T.T.の発言シーンは全て中盤以降の仕様に差し替えて放送された。
  • 同様にエンディングのシーンも、本来第1シーズン中盤までは「ナイト2000を運転するマイケルのアップと荒野のハイウェイ(一本道)を走行するナイト2000」の仕様であるが、上述の事情に伴い、これに相当するエピソードでは、混乱を防ぐために第2シーズン以降のアイキャッチと同じ「夜明けの砂漠を正面からナイト2000が向かってくる」仕様に統一されている。
  • 日本でのシリーズ初放送時の1987年夏に放送された日本独自の特別編成番組『ナイトライダー・スペシャル』内で放映されたエピソード2本は再放送時には順番が変更されている。また、同番組内のナイト2000の機能紹介、及び当時まだ放映されていなかった新しいエピソードの見所を紹介する『ナイトライダー最新情報』のコーナーはこれ以降、放送されていない。
  • 1988年2月、第4シーズン第1話(2時間)を2週に分けて放送し、『ナイトライダー』シリーズは終了。
  • 時間帯を変えて(関東地区では、1988年11月~1989年3月毎週土曜日15:00~15:55)、第4シーズンを『新ナイトライダー』として放映。
  • 『新ナイトライダー』は関東地区での初放映の際、「ハイジャック!人質ボニーを救え」をもって打ち切られ、約1年後の『ナイトライダー』シリーズの再放送後に残りの未放映分を含めたエピソードが初放映された。
  • 『新ナイトライダー』最終回(日本題『復讐の鎮魂歌・さらばナイト2000(THE SCENT OF ROSES)』)の最後の場面は、オリジナルのラストシーンに続いてナイト2000の走行シーン(過去の放送分からの使いまわし)とBGMが追加され、スタッフロールが表示されるという日本独自のものとなっている。最後のアイキャッチにおいて、「巨大な悪に立ち向かう、現代の騎士、ナイトライダー。明日、彼を待ち受けるものは、果たして、誰か」と言う、オリジナルに無いナレーションが追加され、オープニング映像の部分箇所が収録されている。(これはシーズン4DVD版には収録されていない)
  • 2008年現在スカパー!などで展開されているSuper! drama TVで第1シーズンから順次放映されている。
  • 2009年1月15日から、サンテレビで『ナイトライダー』第1・第2シリーズが再放送された。

アイキャッチ[]

CMへ移行する際のアイキャッチもシーズン毎に異なっている。

  • 第1シーズンでは、直前の画面が右端下へ1/4縮小でスクロールして、左側にライトを点灯したナイト2000が出るという構図。
  • 第2・3シーズンでは、直前の画面が中央へ吸い込まれるように消えて行き、夜明けの砂漠の道を正面からナイト2000が来るという構図となった。(ただし、『無敵ゴライアスvsナイト2000 (GOLIATH)』のみナイト2000とゴライアスが正面激突するといった構図となっている)
  • 第4シーズンでは基本的に第2・3シーズンと同じ構図であるが、時間帯がより早くまだ薄暗い砂漠の道を正面から第4シーズン以降に搭載されたスーパー追跡モード(以下SPM)形態でのナイト2000が来る構図となっている。(ただし、『無敵装甲戦車ジャガー・ノート 大激突!「破壊編・再生編」(KNIGHT OF THE JUGGERNAUT)』のみSPM搭載前であるため、第2・3シーズン時のものとなっている。)
  • エンドロール(『Executive Producer "GLEN.A.LARSON"』のクレジットが出る場面)に於いて、第1シーズン中盤まではハイウェイを走るシーンだったが、それ以降は先述の『夜明けの砂漠の道を正面からナイト2000が向かってくる』というシーンに変更され、さらに第4シーズン以降はやはりSPM形態での同シーンとなっている。

続編[]

新ナイトライダー2000[]

『新ナイトライダー2000(原題:Knight Rider 2000)』が1991年に製作された。

製作当時から見て近未来である西暦2000年銃規制が進んだことで警官の実弾銃使用が撤廃され、代わりに超音波銃の携行が義務付けられたアメリカのある都市を舞台にした物語。頭部に銃撃を受けた影響による記憶の欠落を補うため、かつてK.I.T.T.に使用されていたメモリーチップを組み込まれた元警官の女性ショーン・マコーミックが主人公である。 ナイト財団では、10年前にマイケル・ナイトが退職しており、残ったデボンと元弁護士のマドック主任の下、バーチャル・リアリティを搭載したナイト2000の発展型・ナイト4000が完成する。デボンは、ナイト4000のテスト走行において、性能はナイト2000を遥かに凌ぐと評価しながらも、道路に飛び出してきた鹿を「はねても実害はない」と言い放つナイト4000に、K.I.T.T.のような人間性が感じられないと不満を抱く。 折りしも銃使用撤廃派市会議員の暗殺事件が発生しており、助けが必要だと感じたデボンは、引退して「第三の人生」を送っているマイケルの元を訪ね、協力を要請する。デボンの熱意に打たれたマイケルは、K.I.T.T.を相棒にする事を条件に財団に復帰するが、肝心のK.I.T.T.とナイト2000はマドックによって解体されてしまっていた。マイケルは売却されたK.I.T.T.のパーツを買い戻させて再生し、自らの愛車である1957年型シェビーに搭載してショーンと共に捜査を開始する。 紆余曲折を経て、K.I.T.T.はマイケルの手によってナイト4000に搭載される。マイケルとショーンは、新たなボディを得たK.I.T.T.(=ナイト4000)と共に事件の真相に迫ろうとするが…。

この作品はパイロット版のみの製作にとどまったが、CICビクター株式会社からビデオソフトがリリースされた他、『ナイトライダー』シーズン1 DVD-BOXに特典として収録されている。また、テレビ朝日系を中心とした各地方局で深夜映画として放映された。日本語吹替え版は製作されていない。

以後も、『ナイトライダー』の続編・新作とされる作品がいくつか製作されている。

ナイトライダー2010[]

1994年に2時間ドラマとして放映された。

近未来のメキシコ。不法移民を助ける運び屋で生計を立てる青年・ジェイクと、臓器の不法密売を行っている大企業のボス・ジェードの戦いを軸にし、「死の床についた養父(黒人であり、白人のジェイクを引き取って育てた)から受け継いだ正義の心とエンジン」「父の形見のエンジンを搭載して製作した高性能な改造車」「その車に死んだジェイクの恋人・ハンナの意思を宿したクリスタルを搭載し、自由に会話や意思疎通ができる」など、初代ナイトライダーでも扱われたテーマを部分的に織り込んでストーリーが紡がれていく。

チーム・ナイトライダー[]

1997年10月~1998年9月まで放映された連続テレビドラマ。

90年代に入り、FLAGはさらなる事件に対処するために、カイル、ジェニー、デューク、エリカ、ケビンたち5人のスペシャリストを集め、それぞれに意思を持った車両を1台ずつ与えて実働チームを結成した。彼らは「チーム・ナイトライダー(略称TKR)」と呼ばれ、人々にもその活躍は広く知られていた。 マイケル・ナイトの情報はFLAG内でも最高機密とされていたが、終盤になって突然マイケルを名乗る人物が登場する。しかし、番組自体が1シーズンのみで終わってしまったため、マイケルのその後などの深い謎は掘り下げられることはなかった。

ナイトライダー(2008年)[]

詳細については以下の英語版の各項目を参照のこと。

2008年2月17日夜(本節にて述べる放送日時はいずれも米現地時間)にNBC系列で『Knight Rider』新作のパイロット版が特番として放映され、同年9月24日より、翌年3月4日まで毎週水曜日20:00~21:00の時間帯で全17話の連続テレビシリーズ版が放映された(どちらも日本での放映については2010年9月末現在不明)。

主人公は、イラク従軍の経験もあるレーサーでマイケル・ナイトの息子であるマイク(正式にはマイケル)・トレーサー(演:ジャスティン・ブリューニング)。連続テレビシリーズ版の第1話において、イラク従軍経験による記憶障害が任務の妨げになるという理由から、FBI捜査官でナイト財団メンバーでもあるキャリー・リヴァイ(演:シドニー・ターミア・ポワチエ)の銃撃を受けて表向きは死亡したことになる。その後、新たな名前として父と同様に「マイケル・ナイト」を名乗る。

同作では、ナイト2000に代わってスポンサーであるフォード製のシェルビー マスタングGT500KRをベースとしたナイト3000が登場し、K.I.T.T.の正式名称もKnight Industries Three Thousandとなっている。新型K.I.T.T.はナノマシンによる変形機構を備え、ノーマルのマスタングや、フォード F-150 FX4など、全く違う車に変形できる。この他、過激なエアロパーツで武装した「アタックモード」と呼ばれるモードに変形でき、ナイト2000を凌駕する機構を多数備えている。この新型K.I.T.T.は、初代K.I.T.T.(ナイト2000)と同時期に、ウィルトン・ナイトの下にいたチャールズ・グレイマン(演:ブルース・デイヴィソン)によって製作されていたという設定である。主な機構は以下の通り。

  • ナノマシンシステム
車体の色彩変更や変形機構に用いられる他、銃弾が全く通用しない(傷ついてもすぐに再生してしまう)、他車の体当たりにも全く動じないほどの防御力を与える。ただし、K.I.T.Tのシステムをダウンさせられるとこの機構も停止してしまう。
  • ターボブースト
ナイト2000のものよりもさらに進化しており、独立した噴射口をコントロールすることにより、高速走行中に側転する、ドリフト状態からジャンプして頭上の高架道路に飛び移るなどの驚異的な機動を行うことができる。
  • スキーモード
ターボブースト噴射口の片側のみを使用して車体を跳ね上げ、片輪走行を行う。
  • GPSアクセス機能
進路上の全ての車と信号の動きを先読みし、敵の追跡から逃れるための最適なルートを割り出すことなども可能。
  • ガトリング砲
ナイト2000には無かった火砲が、この車体には内蔵されている。
  • 高速インターネットアクセス機能
  • 麻酔銃

また、前作でK.I.T.Tの宿敵だったK.A.R.Rも登場しており(ベース車は同じGT500KR)、人間を捕獲し生きたまま車内に物理的に取り込む(有機体CPUにするため)、大型の2足歩行ロボットに変形する機構を備えるなど、より凶悪な敵として描写されている。

ゲスト出演[]

日本でも放映された人気ホームコメディ『アーノルド坊やは人気者』の第6シーズン第8~9話『ハリウッド大事件(前・後篇)』にナイト役のハッセルホフとK.I.T.T.がゲスト出演した。このエピソードの中でのK.I.T.T.は、ひがみっぽくて性格が悪く、ナイト2000によりかかったアーノルド坊やを「触るな!私はスターだ」と怒鳴りつけた。

また、日本の音楽番組『ミュージックステーション』にも1987年2月9日放送分でナイト2000(K.I.T.T.)がゲスト出演し、マイケルに代わり藤井フミヤが乗って野外から中継された。

オムニバスドラマ『世にも不思議なアメージング・ストーリー』においてシドニー・ラシック主演の『リモコン親父の逆襲』でテレビから飛び出すキャラクターの中でナイト2000(K.I.T.T.)がゲスト登場。主人公の自宅のキッチンに突っ込んでくる。

2008年11月1日の『SmaSTATION』の海外テレビドラマランキングで、本作がランクインしており、上記の『ミュージックステーション』での模様も再び放映された。

DVD[]

これまでに数回にわたって、第1シーズンから第4シーズンまでの各シーズンごとのBOXセットが発売されている。また、それとは別に全2巻の傑作選も発売された。

放映当時に日本語吹き替えがあった話は原則、全て吹き替えが収録されているが、日本での放送時にカットされていたシーンは吹き替えが行われていない。 また、日本未放映話は英語(日本語字幕対応)のみである。 加えて日本初放映時にテレビ朝日独自に編集を行った場面付近の吹替えも収録されておらず、テレビ放映時のオリジナルタイトル字幕、配役・出演者字幕、 次回予告及び日本語版エンディングも未収録。

第1シーズンの前発売の「パイロット版」、及びシーズン4の「オープニング」の日本語吹き替えは収録されていない。

2011年2月16日、アシェット・コレクションズ・ジャパンからDVDマガジン「USアクションドラマコレクション」として刊行開始。収録内容はBOXのものを1巻ごとに分割したもの。全30巻を予定していたが、東日本大震災の影響により3号で休刊となった。

サウンドトラック[]

日本国内で同時期にシリーズ放映され人気を二分していた『エアーウルフ』とのカップリング盤で、日本独自の企画によるもの。メインテーマと劇中BGMが数曲収録されているが両作品共にオリジナル音源は一切使用されておらず、川井憲次らの編曲により新規制作されている。厳密にはサウンドトラックではなくカバーアルバムである。
  • Original Television Soundtrack Recordings:'KNIGHT RIDER' Volume 1(HI-TECH RECORDS/2000年発売)
ドン・ピークが手掛けた6エピソードの劇中BGMを収録。ドン・ピークが直接携わっていないメインテーマは未収録だが、劇中で使用されたテーマアレンジ曲は多数収録されている。2009年4月にタイトルを変更し再発売された(後述)。
  • 'KNIGHT RIDER' The Best of DON PEAKE Volume 1(Hitchcock Media/2004年発売)
ドン・ピークが手掛けた4エピソードの劇中BGMを収録。2004年のファンイベント向けに制作された限定盤。2009年4月のVol.2のリリース時にパッケージを変更し再発売された。
  • Original Television Soundtrack 'KNIGHT RIDER'(Film Score Monthly/2005年発売)
公式なものとしては初となるサウンドトラック。パイロット版を含めたステュー・フィリップス担当の劇中BGMをエピソード毎に抜粋し収録。プロデューサーのグレン・A・ラーソンとの共作によるメインテーマも収録されている。マスター音源からステュー・フィリップス本人の手によりリミックスが行われ、3,000枚限定でリリースされた。
  • 'KNIGHT RIDER': Best of Don Peake Vol.2(Hitchcock Media/2009年4月発売)
2エピソードの劇中BGMの他、ドン・ピークが新たにリミックスしたメインテーマ"Knight Rider Theme (Rockin' new treatment)"が収録されている。
  • 'KNIGHT RIDER': Best of Don Peake Vol.3(Hitchcock Media/2009年4月発売)
"Original Television Soundtrack Recordings:'KNIGHT RIDER' Volume 1"のリイシュー盤で同内容。Vol.2のリリースに合わせ、一連の作品としてタイトルを変更し再発売された。

ゲームソフト[]

  • ナイトライダー(パック・イン・ビデオ/ファミコン版)
発売日:1988年9月30日/価格:5500円/ジャンル:レース/媒体:ロムカセット
  • ナイトライダースペシャル(パック・イン・ビデオ/PCエンジン版)
発売日:1989年12月22日/価格:5800円/ジャンル:レース/媒体:HuCARD

その他、日本以外ではプレイステーション2Xboxニンテンドーゲームキューブ、PC用ゲームとして、オランダのDavilex社から『KNIGHT RIDER THE GAME』および続編の『KNIGHT RIDER 2 THE GAME』が発売されている。前者は日本でも輸入販売されたが、後者は日本未発売のようである。

  • スーパー大戦略 『Kidd』の名でユニットとして登場する(裏技を使い「The near future」という生産タイプを選択する事で生産可能)。

関連商品[]

  • セルオート ユニバーサル・スタジオ正規プレミアムレーザー探知機「KNIGHT2000」(ナイトライダーの世界観を彷彿させるデザイン、オープニングムービーと警告画面、吹替版KITT=野島昭生の声による完全オリジナル音声案内、2007年発売)
  • スカイネット ラジコンカー「ナイト2000」(1/15スケール、送信機からの操作で、吹替版KITT=野島昭生の声で喋る機構つき、2007年10月発売)
  • 銀座「パチスロ ナイトライダー」(2008年4月稼動)
  • ゲームブック「ナイトライダー・無人兵器ゴリアテの挑戦」(作:千葉暁、発行:1987年10月5日、刊:勁文社
  • 「ナイトライダー・コンプリートブック」(ジョー・フート4世/リッチー・F・レバイン著、白倉三紀子/杉本しのぶ訳、2010年5月30日発行、株式会社イースト・プレス刊)

関連項目[]

  • 宇宙空母ギャラクチカ』(グレン・A・ラーソン創作作品)
  • 超音速攻撃ヘリ エアーウルフ』(同時代の同じユニバーサル・テレビジョンによるスーパーマシン・アクションTVドラマ)
  • 驚異のスーパー・バイク ストリートホーク』(同時代の同じユニバーサル・テレビジョンによるスーパーマシン・アクションTVドラマ)
  • チームナイトライダー 続編として制作されたが、第一シーズンで打ち切りとなった。

外部リンク[]

テレビ朝日 水曜21時台(1987年1月 - 3月)
前番組 番組名 次番組
遊びにおいで~Come on-a my House
ナイトライダー
大都会25時
(ここから刑事ドラマ枠)
テレビ朝日系 月曜20時台(1987年4月 - 9月)
ワールドプロレスリング
(火曜20:00へ改題移動)
ナイトライダー
ワールドプロレスリング
(火曜20:00から再度改題移動)
テレビ朝日系 水曜20時台(1987年10月 - 1988年2月)
新・水曜スペシャル
(19:00 - 20:54)
ナイトライダー
ビートたけしのスポーツ大将
(第2期)
テレビ朝日系 土曜15時台(1988年11月 - 1989年3月)
新ナイトライダー
アイドル共和国
テレビ朝日系 月~木曜17時台(1990年1月 - 2月)
新ナイトライダー(土曜15時台の再放送)
新ナイトライダー
特攻野郎Aチーム(再放送)
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